PSデザインの代表をしている青野です。

高槻市商工会議所会員,高槻市商工会議所青年部会員
高槻市インキュベーション施設「miniマッチ箱」 卒箱生

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以下、近畿経済産業局の起業事例発表への掲載記事抜粋
(掲載時期:2007年11月から約1年間 若干推敲をおこなった)

起業家のプロフィール
「デザイン業界で経験を積む」

以前はメーカーの開発設計をしていたが、心因性の病気を頻繁に患っていた。
そのためストレスを避け、好きなことを仕事にするべく、デザイン関連の学校に通った。

転職後は、収入を大幅に落としながらアルバイトから始め、デザイン製作として3社へ就職。
そこで、広告,DM,冊子,パッケージ,ロゴ,看板,ホームページ,FLASH等、幅広く働いた。
当時のクライアントには申し訳ないが、実は僕がキャッチコピーやネーミング、店舗外装デザインまで行ったものもある。

現在、そういった節度が無いほどの幅広い経験が役立ち、様々な要望に応えることで、顧客数も順調に増えている。

また、よりやり甲斐のある仕事を頂くために、分業化をおこない、組織的に対処できる体制作りに動いているが、なかなか人を使うのは難しく、経営者として悩んでいる。

あと転職後の体調ですが、睡眠不足以外はいたって健康です。

起業の動機
「起業の動機は特にありません!?」

デザイン会社に勤務していた頃から、漠然と、30台半ばで独立したいと思っていた。

ただ、立派な理念も秀でた技術も何も無かった。

デザイン会社を退社後、代理店から個人として在宅請負契約をおこない、それが半年ほど続いた。
その間に、自分ひとりで対応できる範囲や不足している事柄を認識した。

その流れのまま再就職先を探さず、まずはSOHOにて起業を考え、徐々に設備や知識を増やしていった。
また、起業すれば、製作サイドと揉めたがる?営業とも話をしなくて済み、小さな仕事にはなるが、ひとりで受注から納品までできることが非常に楽しみであった。

そのようなわけで、今持っているビジョンの殆どは起業後に考えたことで、起業の動機は特に無く、申し訳ございません。

創業にあたって苦労したこと及びその克服について
「新規顧客の獲得」

「起業前はお金で悩み、起業後は販路で悩む」と聞いたことがあるが、類にもれず販路、僕の場合は顧客の獲得に苦労をした。

製作以外のことは全く経験が無く、重い腰をあげて営業活動(訪問やメールなど)を試みた結果、全て徒労に終わった。

その後は特に営業をすることも無かったが、IM(インキュベーションマネージャー)に促され参加した、各種ビジネスセミナー等から多くの人脈ができた。

そういった、人となりを見てもらえる場所に参加することで自然と顧客の幅が拡がり、順調に受注数が増えていった。

あと、話をするときは駆け引きをしないと決めていることも良かったかもしれない。

会社の将来像
「気軽に相談に来てくれる企業になりたい」

スタンスとしては、ワンストップで幅広く対応できる強みを活かし、デザインやホームページで悩んでいる方が、気軽に相談に来てくれる企業になりたいと思う。

また、専門の立場から相談にのることで地域にも貢献していきたいと考えている。

事業展開としては、スタッフを増やし、マーケティングの要素やシステム業者との繋がりの強化など、より付加価値のあるサービスをおこないたい。

他にも、インターネットや地方紙への広告代理店業務、定期的な収入源の確保としてのコンテンツ事業、紙媒体とネット媒体を融合させた企画にも着手していきたい。

創業年月:2004年1月(2005年3月~インキュベーション入居)

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