たかつきMEETSミュージック:音楽のまち高槻:ジャズ

高槻ジャズストリートの記録・音楽のまち高槻 TAKATSUKI CITY JAZZ STREET

高槻ジャズストリートとは

毎年ゴールデンウィークの2日間、主に5月3日、5月4日に高槻市内の複数の会場で開催される音楽イベント。
市民ボランティアにより運営され、観客は毎年10万人以上を集めます。
開催中の2日間は阪急高槻市駅・JR高槻駅の会場周辺を中心に町中がライブハウスと化します。 また、パンフレット及び全会場への入場、演奏は無料です。
(参考:Wikipedia)

“たかつきMEETSミュージック”は、ゴールデンウィークの音楽イベント「高槻ジャズストリート」を応援しています!
このページでは、高槻ジャズストリート実行委員会のみなさんより、過去のパンフレットに掲載されていた情報や、一部の実行委員の方が撮影された写真などをお借りして、紹介しています。
「高槻の街を音楽であふれる、楽しい街にしよう!」という趣旨で始まった高槻ジャズストリートを多くの方に知っていただき、応援していただけるとうれしいです。

高槻ジャズストリートの歩み

第1回(1999年5月)

1999年5月7日、ここ高槻の街に「高槻ジャズストリート」が産声を上げました。初めての開催ということで、ボランティアスタッフ誰もが、おっかなびっくりでした。
しかし、Tシャツを作り、寄付やカンパを募り、ビラを配り、10会場すべて入場無料にするなど、その運営には現在のジャズストに通じるものが多くあります。約50組200名のミュージシャンが参加、そして予想をはるかに上回る、約3万人が来場しました。秋にもジャズとフリーマーケットのイベントを開催しました。

高槻ジャズストリート第1回


第2回(2000年5月)

前年秋の様子がNHKにより番組として制作され、全国に放送されたこともあり、非常に大きな反響をいただきました。
そのおかげでジャズストを単発のイベントに終らせることなく、第2回の開催に向けて機運が高まりました。
ミュージシャン約100組の参加、5万人以上の来場となりましたが、2年連続の赤字で次回の開催が危ぶまれました。
高槻ジャズストリート第2回


第3回(2001年5月)

無料パンフレットの自主製作を始めたのがこの第3回でした。
それにともない、パンフレットに載せる広告の募集や作成も行いました。広告主さんからいただく広告料を、ジャズストの費用にあてるためです。
このように運営のあり方を見直していったのは、ジャズストの規模が大きくなっていったからです。
来場者も前年を上回り、大阪府より「大阪すぐれもの21選」に認定されました。
また、Tシャツのデザインを公募するようになりました。
高槻ジャズストリート第3回


第4回(2002年5月)

JR高槻駅の北側にオープンした大型ショッピングモール「アクトアモーレ」も、新たな会場として加わりました。
これにより、阪急高槻市駅を中心としていたジャズストのエリアが、一気に広がりました。公式サイトも開設して情報を広く発信したこともあり、ミュージシャンは250組1000名、来場者はなんと10万人を超え、大いに盛り上がりました。
高槻ジャズストリート第4回


第5回(2003年5月)

この回から開催日が、5月3日と4日に固定されました。
現代劇場での演奏も2日間に増え、参加ミュージシャンも300組を超えました。
また、飲食ブースが実行委員によって運営されるようになりました。
そして、第4回まで、主にその飲食ブースでゴミがあまりにも多くなったため、実行委員による清掃班を発足させました。
さらに、今ではすっかり名物となった、乗車無料のジャズスト周回バス「パラダイス号」での演奏も始まりました。秋にはJR駅前から城跡公園まで、パレードを行いました。

高槻ジャズストリート第5回(2003年5月)


第6回(2004年5月)

前回のジャズストバスが好評で、2台に増便しました。
また、清掃班をエコ班に改め、エコブースの設置によるゴミの分別収集も始めました。
規模が大きくなることで環境に配慮するようにもなったジャズストでしたが、なんと2日目が雨・・・。
野外会場の演奏やイベントが初めて中止になり、来場者も残念ながら前回ほど伸びずに終りました。

高槻ジャズストリート第6回(2004年5月)


第7回(2005年5月)

第3回から第6回にかけて会場の数は20前後で推移していましたが、この第7回で39にまで増えました。
とくにJR高槻駅周辺で会場が増え、フリマも開催できる大規模会場として桃園(とうえん)小学校が加わり、街のいたるところで演奏を楽しめるようになった第7回でした。
天気にも恵まれ、野外会場にも2年前のにぎわいが戻ってきました。
高槻ジャズストリート第7回(2005年5月)


第8回(2006年5月)

音楽を通じた交流をテーマに、北海道から「室蘭ジャズクルーズ」のメンバーを、韓国からもミュージシャンを招きました。
また、過去最大となる43会場での開催となりました。
ところが、結果は500万円以上の赤字・・・。
3月の時点で「大阪府まちづくり功労者賞」を受賞しましたが、次回に向けての反省点が浮き彫りとなった第8回でした。
秋のイベントでは、芸術家たちが自身の作品を展示、販売する「アートストリート」を始めましたが、午後からは雨が降り、途中で終ってしまいました・・・。

高槻ジャズストリート第8回(2006年5月)


第9回(2007年5月)

前回の赤字を受けて、ジャズストで本当に必要なものは何なのか、すべての項目について真剣に考え、話し合いました。
参加ミュージシャンやボランティアスタッフへのTシャツ無料配布をストップするなど、初心に帰った運営を心がけることで黒字に転化できました。
今回こうして記念すべき第10回を開催できるのも、この第9回でさまざまな方々の努力やご協力があったからこそです。
40会場は、第1回の4倍。
参加ミュージシャンの484組は10倍で、約3800人は20倍。
10万人以上の来場者・・・。
数字だけを見ても、ジャズストはものすごく大きなイベントになったと、しみじみ思います。

高槻ジャズストリート第9回(2007年5月)


第10回(2008年5月)

現在準備中です。
高槻ジャズストリート第10回(2008年5月)


第11回(2009年5月)

現在準備中です。
高槻ジャズストリート第10回(2008年5月)


第12回(2010年5月)

現在準備中です。
高槻ジャズストリート第10回(2008年5月)

ボランティアの声

市民ボランティアによる企画・運営で作り上げられている高槻ジャズストリート。
ここでは、今まで高槻ジャズストリートに参加されたボランティアの方の声や、活動の様子などを一部、ご紹介しています!

65歳の楽しい事大好き人間 お父ちゃん

ジャズが好きなので、定年を迎え自由な身になった事と、楽しい事が大好きですから、4回目から参加しています。これは人生の中の遊び事ですから、しんどい事もあわせて楽しいってとこです。この高槻の地で、住んでいる地元で、音楽とリズム、青い空をそよ風、心地よい汗、大勢のボランティア仲間とふれあえる、それはそれは楽しいイベントです。今年も前回をしのぐ音とリズムのお祭りが、多くの人々の支えによってプレゼンテーションされます。楽しんで下さい!弾けて下さい!盛り上がってください!!そしてそして、貴方が加わればもっと楽しく、もっとはじける、もっと盛り上がるものになるかもしれません。お待ちしています!!
(高槻ジャズストリート2004のパンフレットより)

Tさん

ボランティア、みんなでやれば怖くない!
音楽のできる人。できない人。ハイな人も、ローな人も。
自分のできること、楽しめる範囲でいいんですよね。
1回や2回のミーティングでは分かりませんでしたが、自分の役割を決めると、楽しみは自分でつくるモノだと言うことに気づきます。大変に思っていたこともみんなが動いて、形になっていくのを見るとなんだか勇気が湧いてきます。初めての人も大丈夫!実行委員は思いついたアイデアを実際に試すことができて、街中あげてのお祭をトコトン楽しめますよ。
(高槻ジャズストリート2006のパンフレットより)

新米ボランティア

高槻に住んで、かれこれ○×年の私。高槻ジャズストリートの存在は、もちろん知っていましたが、残念なことに、今まで一度も観たことがありませんでした。そんな私がボランティア募集の広告を見て、初参加!なにより驚いたことは、高槻ジャズストリートはイベントの全てをボランティアで運営しているということでした。老若男女問わず、さまざまな人が集まり、いろいろな班に分かれて開催に向けて準備を進めていく。この結束力は本当に凄いです!!たくさんの人の気持ちと力が集まって開催されているからこそ、高槻ジャズストリートは不滅なのだと思います。
(高槻ジャズストリート2007のパンフレットより)

ミュージシャンの声

Sさん

駅を一歩降りたら街中に音楽が鳴り響き、訪れた人は自由にそれを楽しむ事ができる。こんな盛大なイベントが全てボランティアによって運営されているなんて、ちょっとステキだと思いません?
(高槻ジャズストリート2004のパンフレットより)

Mさん

ジャズストリートは、毎年私の中でもなくてはならない、年中行事となっています。ボランティアをはじめ、イベントを作る側としても参加し、ここ数年はミュージシャンとして出演もしています。場内整理やTシャツ売りなども、こちらが熱いとお客さんも応えてくださり、私自身も楽しんでいます。またサウンドでも皆さんに喜んでいただけるよう、今年も楽しい企画をと思っているので、ぜひ遊びに来て下さいね~!
(高槻ジャズストリート2004のパンフレットより)

お問い合わせ先

高槻まちづくり株式会社
〒569-0071 大阪府高槻市城北町1-2-8
TEL 072-662-7222 FAX 072-662-7333
担当:西村


「音楽が育む!ベッドタウンならではの文化力・教育力創造プロジェクト」は、高槻まちづくり株式会社が主催しています。